風説(読み)フウセツ

デジタル大辞泉 「風説」の意味・読み・例文・類語

ふう‐せつ【風説】

《「ふうぜつ」とも》世間にひろまっているうわさ。とりざた。風評。「風説を立てる」「風説に惑わされる」
[類語]流言飛語空言流説デマ取り沙汰評判風聞風評風声ふうせい風の便り世評下馬評巷説こうせつ浮説流言飛語ゴシップ虚説俗言前評判口承噂話作り話虚聞虚伝都市伝説

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「風説」の意味・読み・例文・類語

ふう‐せつ【風説】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ふうぜつ」とも ) うわさ。風評。とりざた。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「京極どをりの品者に、おとしてもらはれたとの風説(フウゼツ)は、お江戸にもかくれなし」(出典浮世草子・好色訓蒙図彙(1686)中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「風説」の読み・字形・画数・意味

【風説】ふうせつ

うわさ。

字通「風」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android