唱考(読み)しょうこう

精選版 日本国語大辞典 「唱考」の意味・読み・例文・類語

しょう‐こうシャウカウ【唱考】

  1. 〘 名詞 〙 令制で、勤務評定を受け、等級を定められた者を、太政官または式部省に出頭させて、式部省の担当官が、その勤務日数と成績を読みあげ示すこと。
    1. [初出の実例]「唱考之日。三位称卿。四位称姓。五位先名後姓。自今以去、永為恒例」(出典:続日本紀‐養老五年(721)一〇月癸未)

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