問は一旦の恥、問わぬは末代の恥(読み)とうはいったんのはじとわぬはまつだいのはじ

精選版 日本国語大辞典 の解説

とう【問】 は=一旦(いったん)[=当座(とうざ)]の恥(はじ)、問(と)わぬは末代(まつだい)の恥(はじ)

  1. 知らないことを尋ねるのはその場は恥ずかしい気がするが、尋ねないと、永久に無知のままであり、末代までの恥である。恥を忍んで何事も聞きなさいといういましめ。聞くは一時の恥聞かぬは末代の恥。
    1. [初出の実例]「誠に、とふは当座の恥、問ぬは末代の恥と申が、とはずにいた成らば定て恥をかくで御ざらう」(出典:虎寛本狂言・庖丁聟(室町末‐近世初))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む