無知(読み)ムチ

デジタル大辞泉 「無知」の意味・読み・例文・類語

む‐ち【無知/無×智】

[名・形動]知らないこと。知識がないこと。知恵のないこと。また、そのさま。「相手の―につけ込む」「―な人間」
[類語]疎い浅慮浅薄短慮不勉強不案内認識不足暗いちんぷんかんちんぷんかんぷん物知らず世間知らず井の中の蛙無学馬鹿阿呆あほう魯鈍ろどん愚鈍蒙昧もうまい愚昧ぐまい愚蒙ぐもう暗愚頑愚愚か薄のろ盆暗ぼんくらまぬけとんまたわけ馬鹿者馬鹿野郎馬鹿たれ与太郎抜け作おたんこなすおたんちんあんぽんたんべらぼう無筆無教養浅学寡聞文盲一文不知一文不通目に一丁字もない

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精選版 日本国語大辞典 「無知」の意味・読み・例文・類語

む‐ち【無知・無智】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 )
  2. 知らないこと。知識・学問のないこと。あるいは、知恵のないこと。おろかなこと。また、そのさま。不知。無学。
    1. [初出の実例]「雖無知女人亦入世数」(出典:勝鬘経義疏(611)歎仏真実功徳章)
    2. [その他の文献]〔詩経‐檜風・隰有萇楚〕
  3. こざかしい智に走らないこと。技巧に走らないこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「あるじのなす事に心をとどめてみるに、唯無智無分別にして正直偏固の者也」(出典:俳諧・奥の細道(1693‐94頃)仏五左衛門)
    2. [その他の文献]〔老子‐三〕

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普及版 字通 「無知」の読み・字形・画数・意味

【無知】むち

無智

字通「無」の項目を見る

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