善後借款

山川 世界史小辞典 改訂新版 「善後借款」の解説

善後借款(ぜんごしゃっかん)

民国時代初期の1913年に袁世凱(えんせいがい)政府政治資金にあてるため,イギリスフランスドイツロシア日本五国借款団と結んだ2500万ポンドの借款をいう。全国塩税担保にし,返済期限は47年であった。南方革命派はこの借款に反対していわゆる第二革命を起こしたが,袁に討伐された。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む