善谷村(読み)ぜんだにむら

日本歴史地名大系 「善谷村」の解説

善谷村
ぜんだにむら

[現在地名]彦根市善谷町

庄厳寺しようごんじ村の北、霊仙りようぜん山中に位置。慶長高辻帳に村名がみえ高一八六石余。江戸時代を通じて彦根藩領。元禄八年大洞弁天寄進帳によると人数一四五、うち寺社方一三。助郷役鳥居本とりいもと宿に出役(坂田郡志)。浄土真宗本願寺派教円きようえん寺は、天保下寺帳によれば慶長七年(一六〇二)の草創、開基は善頓。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android