喉頭蓋軟骨(読み)コウトウガイナンコツ

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精選版 日本国語大辞典 「喉頭蓋軟骨」の意味・読み・例文・類語

こうとうがい‐なんこつ【喉頭蓋軟骨】

  1. 〘 名詞 〙 喉頭入り口にある杓子(しゃくし)状の弾性に富む軟骨。飲食物を呑みこむ際、自動的に喉頭をふさぎ、食道の方へみちびく。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の喉頭蓋軟骨の言及

【喉頭】より

…爬虫類や鳥類でもほぼ同じ構造であるが,ワニ類では甲状軟骨をももつ。哺乳類では喉頭口を閉じる喉頭蓋軟骨が加わり,靱帯と喉頭内筋・外筋,それと舌骨装置の甲状舌骨などと連結して,それぞれの生活様式に適応した複雑な構造となる。高等哺乳類では喉頭の声門部に1対の声帯ひだがあり,このひだの呼気あるいは吸気による空気の振動により喉頭原音を出す。…

※「喉頭蓋軟骨」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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