精選版 日本国語大辞典 「喜び合う」の意味・読み・例文・類語
よろこび‐あ・う‥あふ【喜合】
- 〘 自動詞 ワ行五(ハ四) 〙 いっしょになってよろこぶ。ともによろこぶ。
- [初出の実例]「これもかれもいとほしきわざなりといふ時、いとかしこくよろこびあへり」(出典:大和物語(947‐957頃)一四七)
- 「御位は軈て持明院殿へぞ進らんずらんと、近習の人々、青女房に至まで悦あへる処に」(出典:太平記(14C後)二)
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...