喜ぼふ(読み)ヨロコボウ

デジタル大辞泉 「喜ぼふ」の意味・読み・例文・類語

よろこぼ・う〔よろこぼふ〕【喜ぼふ】

[動ハ四]《動詞「よろこぶ」の未然形「よろこば」に反復継続助動詞「ふ」の付いた「よろこばふ」の音変化》しきりによろこぶ。
「―・ひて、思ひけらしとぞ言ひりける」〈伊勢一四

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精選版 日本国語大辞典 「喜ぼふ」の意味・読み・例文・類語

よろこぼ・うよろこぼふ【喜】

  1. 〘 自動詞 ハ行四段活用 〙 ( 動詞「よろこぶ(喜)」に、反復・継続を表わす接尾語「ふ」の付いて音の変化したもの ) しきりによろこぶ。
    1. [初出の実例]「栗原のあれはの松の人ならば都のつとにいざといはましを、といへりければ、よろこぼひて、思ひけらしとぞいひ居りける」(出典:伊勢物語(10C前)一四)

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