…能楽師,シテ方喜多流14世宗家。東京生れ。幼名,千代造。父宇都野鶴五郎は幕臣,母まつは12世宗家喜多六平太能静の三女。1879年喜多家に入籍,84年宗家継承,94年六平太を襲名した。実名は六平太能心。幼時は喜多流が極度に衰微した時期で,師匠運に恵まれず,分家や多くの弟子家に師事して苦心のすえ独創的な芸を確立,流儀を隆盛に導いた。力強い謡と型による絢爛(けんらん)として変幻自在の演技,曲ごとに内容把握を示す理知的な芸風で知られた。…
※「喜多六平太能心」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...