喪船(読み)もふね

精選版 日本国語大辞典 「喪船」の意味・読み・例文・類語

も‐ふね【喪船】

  1. 〘 名詞 〙 棺をのせた葬送の船。
    1. [初出の実例]「人の心疑はしきに因りて、一(もはら)喪船(みモフネ)を具(そな)へて〈略〉先づ、御子は既に崩(かむさ)りまして、と言ひ漏さ令めたまひて」(出典古事記(712)中(兼永本訓))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android