嗟来の食(読み)サライノシ

デジタル大辞泉 「嗟来の食」の意味・読み・例文・類語

さらい‐の‐し【×嗟来の食】

《「礼記」檀弓下から》「さあ、食え」と無礼な態度で与える食べ物のこと。

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関連語 サライ 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「嗟来の食」の意味・読み・例文・類語

さらい【嗟来】 の 食(し)

  1. ( 「礼記‐檀弓」にみえる故事による ) 無礼な態度で呼び寄せ、「さあ食え」などと言って与える食。人をみさげたふるまい。
    1. [初出の実例]「誰か嗟来(サライ)の食を旨しとせん」(出典:心頭語(1900‐01)〈森鴎外嗟来の食)

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