普及版 字通 「嗤」の読み・字形・画数・意味


13画

[字音]
[字訓] わらう

[字形] 形声
声符は蚩(し)。蚩に愚かの意がある。〔玉〕に「笑ふ皃なり」とみえ、人を笑し、冷罵することをいう。

[訓義]
1. わらう、あざわらう、そしる。
2. わらうさま。

[古辞書の訓]
〔新字鏡〕嗤 阿佐介留(あざける)、、曾志留(そしる)、、和良不(わらふ) 〔名義抄〕嗤 アサケル・ワラフ・ソシル・タハフル・キラフ・アサムク 〔立〕嗤 ワラフ・アザケル・タハフル・キラフ・ツミ・ソシル・カロム・アザワラフ・ワラヒ

[熟語]
嗤怪・嗤・嗤嗤戯・嗤嗤嫌嗤嗤嗤誚・嗤笑嗤黜嗤詆嗤鄙・嗤鼻嗤累
[下接語]
見嗤・自嗤・取嗤・笑嗤・常嗤・人嗤・窃嗤・嗤・追嗤・点嗤・謗嗤

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android