囀るや(読み)サイズルヤ

デジタル大辞泉 「囀るや」の意味・読み・例文・類語

さいずる‐や〔さひづる‐〕【×囀るや】

[枕]外国言葉は聞き取りにくく、鳥がさえずるように聞こえるところから、外国の意味の「から」、または、それと同音の「から」にかかる。
「―韓臼からうすき」〈・三八八六〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「囀るや」の意味・読み・例文・類語

さいずる‐やさひづる‥【囀や】

  1. わかりにくい外国人のことばを鳥のさえずりなどに見たてて、鳥のさえずるようなの意で、「から(唐・韓)」にかかる。さいずらう。
    1. [初出の実例]「天照るや 日のけに干し 佐比豆留夜(サヒヅルヤ) から碓(うす)に舂(つ)き 庭に立つ 手碓に舂き」(出典万葉集(8C後)一六・三八八六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む