デジタル大辞泉 「囀るや」の意味・読み・例文・類語 さいずる‐や〔さひづる‐〕【×囀るや】 [枕]外国の言葉は聞き取りにくく、鳥がさえずるように聞こえるところから、外国の意味の「唐から」、または、それと同音の「から」にかかる。「―韓臼からうすに搗つき」〈万・三八八六〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「囀るや」の意味・読み・例文・類語 さいずる‐やさひづる‥【囀や】 枕 わかりにくい外国人のことばを鳥のさえずりなどに見たてて、鳥のさえずるようなの意で、「から(唐・韓)」にかかる。さいずらう。[初出の実例]「天照るや 日のけに干し 佐比豆留夜(サヒヅルヤ) から碓(うす)に舂(つ)き 庭に立つ 手碓に舂き」(出典:万葉集(8C後)一六・三八八六) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例