四方新村(読み)よかたしんむら

日本歴史地名大系 「四方新村」の解説

四方新村
よかたしんむら

[現在地名]富山市四方新

北は富山湾に面し、東は四方町、西は打出うちいで村。婦負郡に属し、元禄一一年(一六九八)の富山藩領郷村高辻帳によると、四方村の西に村続きで枝村として成立し、新田高二三石余。文政八年(一八二五)には奥田組、文久元年(一八六一)以降宮川組。延宝(一六七三―八一)の頃本江ほんごう村の畔田九右衛門が村立てしたといわれる。元禄一四年から享保一三年(一七二八)まで当村の九郎右衛門が十村役に任ぜられている(「越中古跡并庄官百姓等之記」前田家文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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