四本懸り(読み)シホンガカリ

デジタル大辞泉 「四本懸り」の意味・読み・例文・類語

しほん‐がかり【四本懸(か)り】

蹴鞠けまりを行う場所四隅1本ずつ植える4種の木。東北隅の桜、東南隅の柳、西南隅のかえで、西北隅の松。

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精選版 日本国語大辞典 「四本懸り」の意味・読み・例文・類語

しほん‐がかり【四本懸・四本掛】

  1. 〘 名詞 〙 蹴鞠(しゅうきく)を行なう庭の四隅に植える四種の木。また、その庭。乾(いぬい)(=北西)の松、坤(ひつじさる)(=南西)の楓、巽(たつみ)(=南東)の柳、艮(うしとら)(=北東)の桜の四本。
    1. [初出の実例]「東面者、搆蹴鞠之坪、被四本懸」(出典庭訓往来(1394‐1428頃))

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