四根本煩悩(読み)しこんぽんぼんのう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「四根本煩悩」の意味・わかりやすい解説

四根本煩悩
しこんぽんぼんのう

仏教用語。一般の煩悩もととなる煩悩を根本煩悩といい,特に唯識説では,そこに4種あるとする。すなわち,仏教の説く真理に無知である我痴 (がち) ,存在には主体としての我があると誤認する我見 (がけん) ,我があるとしておごり高ぶる我慢 (がまん) ,我にとらわれて執着する我愛 (があい) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む