囮百舌(読み)おとりもず

精選版 日本国語大辞典 「囮百舌」の意味・読み・例文・類語

おとり‐もずをとり‥【囮百舌】

  1. 〘 名詞 〙 他のモズを寄せるために、眼瞼(まぶた)を縫って盲目にして鳴かせるモズ。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「此月山林間囮鵙(をとりもず)日居於架頭傍設黏竽而執鵙鳥、是謂鵙」(出典日次紀事(1685)八月)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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