図外(読み)ずはずれ

精選版 日本国語大辞典 「図外」の意味・読み・例文・類語

ず‐はずれづはづれ【図外】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 程度標準をはずれているさま。また、そのようなものや人。なみはずれ。ずぬけ。ずはぐれ。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「世を夢の如くわたりて、夜を昼になし世界の図(ツ)はづれなる者」(出典浮世草子・本朝桜陰比事(1689)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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