国に二君なし(読み)クニニニクンナシ

デジタル大辞泉 「国に二君なし」の意味・読み・例文・類語

くに二君にくんなし

《「礼記」喪服四制から》一国統治者は、一人であるべきである。
[類語]天に二日にじつ無し

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「国に二君なし」の意味・読み・例文・類語

くに【国】 に=二君(にくん)なし[=二人(ふたり)の君(きみ)あらず]

一国に統治者としての君主二人あってはならない。君主は一人であるべきである。
書紀(720)推古一二年四月(岩崎本訓)「国に二の君非(アラ)ず。民に両の主(あるし)無し」

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