国際原子量(読み)コクサイゲンシリョウ

デジタル大辞泉 「国際原子量」の意味・読み・例文・類語

こくさい‐げんしりょう〔‐ゲンシリヤウ〕【国際原子量】

国際原子量委員会が、1931年以降隔年に発表している原子量の値。

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精選版 日本国語大辞典 「国際原子量」の意味・読み・例文・類語

こくさい‐げんしりょう‥ゲンシリャウ【国際原子量】

  1. 〘 名詞 〙 国際原子量委員会が発表する原子量の値。現在もっとも信頼すべき原子量とされる。万国原子量。

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化学辞典 第2版 「国際原子量」の解説

国際原子量
コクサイゲンシリョウ
international atomic weight

国際的に決められた原子量.国際純正および応用化学連合の国際原子量委員会で採択された原子量で,奇数年ごとに更新されたものが公表されている.わが国でも日本化学会化学工業”に掲載されている.

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「国際原子量」の意味・わかりやすい解説

国際原子量
こくさいげんしりょう
international atomic weight

国際純正・応用化学連合 IUPACの下部機関である,国際原子量委員会によって協定,発表される原子量の値。

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世界大百科事典(旧版)内の国際原子量の言及

【原子量】より

…原子量は,種々の化合物の分子量や同位体の質量および存在比の測定等をもとにして正確に求められ,測定法の進歩とともにその精度は年々高くなっている。現在は,国際的に採用決定された国際原子量が用いられる。19世紀末,アメリカ化学会,次いでドイツ化学会によってその値の発表が行われ,1919年に〈国際純正応用化学連合(IUPAC)〉が組織されて以来,その下部機構としての国際原子量委員会による討議決定にもとづく国際原子量が毎年公示されており,最近では同位体比のゆらぎ,測定精度のばらつきによる数値の誤差に対する詳細な配慮にもとづく注釈がつぎつぎ加えられるようになった。…

※「国際原子量」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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