国際標準地球磁場(読み)こくさいひょうじゅんちきゅうじば

最新 地学事典 「国際標準地球磁場」の解説

こくさいひょうじゅんちきゅうじば
国際標準地球磁場

International Geomagnetic Reference Field

各国共通の地球磁場モデルとして国際地球電磁気学・超高層物理学協会(International Association of Geomagnetism and Aeronomy: IAGA)の専門家会議によって採択された地球の標準磁場。IGRFと略称。ガウス係数とその変化率である永年変化係数(, )から構成される。1945年から5年おきに階数8または階数10までの係数が発表されている。国際標準地球磁場は暫定的な磁場モデルであり,ある程度時間が経過した後に最終モデルと置き換えられる。この最終モデルは確定国際標準地球磁場(Definitive International Geomagnetic Reference Field:DGRFと略記)と呼ばれており,やはり1945年から5年おきに階数10までの係数が発表されている。

執筆者:

参照項目:地磁気ポテンシャル

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の国際標準地球磁場の言及

【地磁気】より

…彼は当時利用しうる91ヵ所の地磁気観測結果を用いて計算した各球関数の係数の大きさから,地磁気の原因のほとんどが地球内部にあること,および地磁気が地球中心で自転軸と11度傾いた磁気双極子による双極子磁場で近似できることを証明した。現在では国際標準地球磁場International Geomagnetic sekaidaihyakka_reference Field(IGRF)といって80個の球関数の和で地磁気のポテンシャルを定め,各地の磁気異常を求めるときの標準磁場として使用されている(図2-a,図2-b,図2-c)。
[地磁気の時間変化]
 このような地磁気の観測を通じて,地磁気は一定不変ではなく,時間的に変動していることが知られている。…

※「国際標準地球磁場」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

《モスクワに遠征したナポレオンが、冬の寒さと雪が原因で敗れたところから》冬の厳しい寒さをいう語。また、寒くて厳しい冬のこと。「冬将軍の訪れ」《季 冬》...

冬将軍の用語解説を読む