国館村(読み)くにだてむら

日本歴史地名大系 「国館村」の解説

国館村
くにだてむら

[現在地名]田沢湖町神代じんだい 国館

才津さいつ川と院内いんない川に挟まれた南北に細長い平担地にあり、両川は村の南端で合流する。

正保四年(一六四七)の出羽一国絵図に三九三石とある。享保八年(一七二三)の仙北郡郡村本村支村御高調帳(秋田県庁蔵)には本田の免は五ツ二歩、四ツ五歩の二口で、当高三三二石余、新田当高を合わせて当高四二一石二斗三升二合とある。家数は一〇軒で、支郷になか村一〇軒、板屋いたや村六軒、館屋敷たてやしき村六軒、猿出村六軒、戸伏とふせ村一二軒、合計五〇軒が記される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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