田沢湖町(読み)たざわこまち

日本歴史地名大系 「田沢湖町」の解説

田沢湖町
たざわこまち

面積:六七三・五一平方キロ

仙北郡の北東部に位置し、東は奥羽山脈こまヶ岳(一六三七・四メートル)乳頭にゆうとう(一四七八メートル)などを境に岩手県岩手郡雫石しずくいし町。南は角館かくのだて町、西は西木村角館町、北は八幡平はちまんたい連山をもって鹿角かづの市と接する。

町を南流するたま川は、大影おおかげ山付近で両岸が切り立つ峡谷を形成し、抱返だきかえり渓谷として知られる景勝の地となり、角館町白岩しらいわ地区で仙北平野へ出る。玉川の北岸、仙北平野の北端部にある神代じんだい地域は町の基幹産業である米作の中心地帯である。

町域一帯が那須火山帯に属するため、やけ山や駒ヶ岳などの活火山をもち、乳頭温泉や玉川温泉などの温泉も豊富である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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