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圃場試験 ほじょうしけんfield experiment

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

圃場試験
ほじょうしけん
field experiment

圃場に一定区画を設け,農作物を栽培して各種の試験を行うこと。さまざまな要因から生じる誤差をできるだけ少くして精度を高めるために,地力の均一化に努め,試験を反復することが必要。稲,麦類では4反復,豆類では6反復ぐらいが適当といわれる。試験区の適当な大きさは,稲,麦類は 10m2ぐらい,じゃがいも,豆類はそれより大きくする。形は同一面積の場合正方形よりも長方形のほうが誤差は少い。現在は統計学的方法が導入され,任意配列ブロック法,ラテン方格法など,誤差の影響を少くすることを目的とした方法がとられている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典内の圃場試験の言及

【ワグネルポット】より

…1/2000aのポットには10~15kgの土壌が入り,窒素,リン酸およびカリを,成分量で各1g与えるのが施肥の標準とされる。 ワグネルポットを使用する農作物試験は,一般にポット試験または植木鉢試験と呼ばれ,圃場試験や枠試験に対して,より精密な試験や実験を行う際に試みられる。すなわちポット試験では,行き届いた管理のもとに精選された植物を育てることができ,施肥量や灌水量を厳密に規定し,また必要に応じて気象室に搬入するなどして,それぞれの影響を調べることができる。…

※「圃場試験」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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