園村尚実(読み)そのむら ひさざね

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「園村尚実」の解説

園村尚実 そのむら-ひさざね

1828-1889 幕末武士
文政11年生まれ。土佐高知藩の勤王派。文久2年吉田東洋が土佐勤王党の那須信吾らに暗殺された際,藩主山内豊範(とよのり)に藩論尊攘(そんじょう)に転換するよう進言。のち藩は薩長と提携したが,前藩主山内豊信(とよしげ)の弾圧で慶応元年入牢,維新大赦で出獄した。明治22年6月死去。62歳。通称新作

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android