園町村(読み)ぎおんまちむら

日本歴史地名大系 「園町村」の解説

園町村
ぎおんまちむら

[現在地名]小倉南区長尾ながお一―二丁目

高野たかの村の南、むらさき川左岸にある。村内に小倉城下八坂神社の本宮祇園社があった。寛永元―二年(一六二四―二五)に百姓一〇人(総人数三八人)、牛馬七、作高一二二石余で村立てが行われた(「御印并御書出之写」永青文庫、「北九州市史」)。元禄国絵図に祇園町村とみえる。郷村高帳では高一〇二石余、うち新田高一石余。幕末の各村覚書では本高一〇一石余、田七町七反余・畠一町二反余、物成四四石余、竈数一三・家数一九・人数六九、牛六。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android