土井丸村
どいまるむら
[現在地名]鹿島市大字森字土井丸
北には塩田川が流れ、東の井手方村、西の森村に挟まれた位置。正保絵図に村名がみえる。
常広村日記には「土井丸村 凡地米四百拾五石八斗余」とある。この地は初め鹿島領として佐賀本藩から与えられたが、慶長一六年(一六一一)の検地による三部上地により佐賀本藩領となった。その後寛永一三年(一六三六)鍋島直朝が鹿島二代藩主正茂の養子となって来た際、新たに直朝(のち三代藩主)に与えられ、以後鹿島支藩領となった。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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