土佐国蠧簡集脱漏(読み)とさのくにとかんしゆうだつろう

日本歴史地名大系 「土佐国蠧簡集脱漏」の解説

土佐国蠧簡集脱漏(蠧簡集脱漏)
とさのくにとかんしゆうだつろう

一冊 武藤平道編

写本 高知県立図書館

解説 成立年次は不詳。編纂趣旨について巻頭に蠧簡集・同拾遺に漏れたものを集め、「本編ノ如ク年序ヲモ定ムベク思ヘド暇ナケレバタダ雑録スルノミ」と記すが、鐘・灯籠厨子・牌子・経筥・仏像台座など各種の銘文寺社縁起や奥書などを収録。ほかに金剛福寺文書・前浜正興寺文書、長宗我部氏の坪付状なども収める。

活字本高知県史」古代中世史料編

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む