趣旨(読み)シュシ

デジタル大辞泉 「趣旨」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐し【趣旨】

事を行うにあたっての、もとにある考えや主なねらい。趣意。「会社設立の趣旨を述べる」
文章や話などで、言おうとする事柄。趣意。「話の趣旨が伝わらない」
[類語]主旨大綱趣意内容

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「趣旨」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐し【趣旨】

  1. 〘 名詞 〙 物事中心となるおもむき。文章、話などで、述べようとしている肝心な事柄。また、ある事を行なおうとする目的理由。趣意。旨趣
    1. [初出の実例]「其これを実際に施すの方法を説くは此書の趣旨に非ざれば之を人々の工夫に任するなり」(出典:文明論之概略(1875)〈福沢諭吉〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「趣旨」の読み・字形・画数・意味

【趣旨】しゆし

おもむき。趣意。〔文心雕竜練字〕陳思(曹植)、揚(雄)・(司)馬(相如)の作をし、趣幽(ふか)くして旨深しとす。

字通「趣」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android