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土岐満貞 とき みつさだ

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

土岐満貞 とき-みつさだ

?-? 南北朝-室町時代の武将。
土岐頼雄(よりかつ)の子。土岐康行(やすゆき)の弟。伯父土岐頼康(よりやす)の死後,尾張(おわり)(愛知県)守護となる。明徳元=元中7年(1390)これを不満とした尾張守護代の従兄弟土岐詮直(あきなお),美濃(みの)(岐阜県),伊勢(いせ)(三重県)守護の兄康行とたたかい,足利義満(よしみつ)の援助をうけてやぶる。翌年の明徳の乱で卑怯(ひきょう)な行動があったとして守護を解任された。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

土岐満貞

生年:生没年不詳
南北朝時代の武将,尾張国(愛知県)守護。土岐揖斐頼雄(頼康の兄弟)の子。伊予守。島田氏を称す。頼康から美濃・尾張・伊勢3カ国守護を継承した兄康行の代官として在京していたが,土岐氏の惣領職を望む野心から,尾張守護代で従兄弟の土岐肥田瀬詮直のことを,反逆の意思ありと将軍足利義満に讒言。土岐氏の勢力削減をもくろむ義満の利用するところとなって,尾張守護職を与えられる。明徳1/元中7(1390)年尾張に下向したところ,詮直と黒田宿で合戦となり,これが康行の室町幕府に対する反乱(土岐康行の乱)に発展。康行を没落に追い込んだが,翌年の山名氏清が幕府に反した明徳の乱で卑怯な行動があったとして,明徳3/元中9年,尾張守護を改替された。

(谷口研語)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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