土崎湊一騎町（読み）つちざきみなといつきまち

日本歴史地名大系 「土崎湊一騎町」の解説

土崎湊一騎町
つちざきみなといつきまち

[現在地名]秋田市土崎港中央（つちざきみなとちゆうおう）三丁目・同五丁目の各一部

弘化三年（一八四六）の絵図に「神明宮」の西側前通りの門前南を一騎町、北を日影（ひかげ）町と記載する。ともに裏町。元文年間（一七三六―四一）の川口家の記録に「正善院御畑地、萱村町の後にて、一騎町と申すところ、五軒、願ひ相すみ、屋敷地になる」とある（土崎港町史）。また「土崎港町史」では、一騎町の名は秋田氏時代の「一騎当千の士」の居住地にちなむとする。

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出典　平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について　情報

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