土磔(読み)つちはっつけ

精選版 日本国語大辞典 「土磔」の意味・読み・例文・類語

つち‐はっつけ【土磔】

〘名〙 「つちはりつけ(土磔)」の変化した語。
平治(1220頃か)下「頭殿の御墓の前に、左右手足をもって竿をひろがせ、土に板をしきて、土八付といふ物にして」

ど‐ばっつけ【土磔】

〘名〙 (「どばりつけ」の変化した語) 地面に板を敷き、その上に平伏させて行なうはりつけ。つちはりつけ。

つち‐はりつけ【土磔】

〘名〙 地面に板を敷き、その上に倒し臥させて行なうはりつけ。つちはっつけ。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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