デジタル大辞泉 「在り悪し」の意味・読み・例文・類語 あり‐にく・し【在り▽悪し】 [形ク]生きるのがむずかしい。生きていにくい。「世の中の―・くのみ思ひ給へらるれば」〈狭衣・四〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「在り悪し」の意味・読み・例文・類語 あり‐にく・し【在悪】 〘 形容詞ク活用 〙 生きていくのがむずかしい。生きていきにくい。[初出の実例]「よづかぬ世界ありにくくも、ふるさと恋しき事、まさるなめり」(出典:浜松中納言物語(11C中)一)「すべて世中のありにくく、我が身と栖(すみか)との、はかなくあだなるさま、またかくのごとし」(出典:方丈記(1212)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例