あり‐きた・る【在来】
- 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 昔から現在まで存在する。今までどおり変わらないである。もとのままである。古くから伝えられて残っている。
- [初出の実例]「対二三郎衛門尉一、礼節以下儀、可レ為レ如二有来一事」(出典:蜷川文書‐一四集・永祿一一年(1568)八月吉日)
- 「在来(アリキタ)りたる艸冊子は専ら童幼婦女子ばらの玩具(もてあそび)ぐさに供せしもの」(出典:小説神髄(1885‐86)〈坪内逍遙〉下)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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