デジタル大辞泉 「在り経」の意味・読み・例文・類語 あり・ふ【在り▽経】 [動ハ下二]生きて年月を送る。ある状態で月日を過ごす。「ことさわがしき心地して―・ふる中に」〈かげろふ・中〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「在り経」の意味・読み・例文・類語 あり‐・ふ【在経】 〘 自動詞 ハ行下二段活用 〙① ずっとある状態で経過する。ありわたる。[初出の実例]「ありへても朽ちし果てねば女郎花(をみなへし)人離(さか)りゆく秋もありけり」(出典:昌泰元年亭子院女郎花合(898))② 生き長らえる。[初出の実例]「いさり火のよるはほのかにかくしつつ有へば恋のしたに消(け)ぬべし〈藤原忠国〉」(出典:後撰和歌集(951‐953頃)恋二・六八一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例