知恵蔵 「在日米空軍」の解説 在日米空軍 東京都横田飛行場に司令部を置く米第5空軍の下に人員1万3433人(2007年3月)の米空軍が日本に駐留している。最大の基地は沖縄県嘉手納で、早期警戒・管制機E3(2機)、戦闘機F15・2個飛行隊(48機)、空中給油機KC135、電子偵察機RC135などが配備されている。青森県三沢飛行場には、1984年から戦闘機F16が配備され、2個飛行隊(36機)になった。だが、在日米空軍は日本の防空に直接責任を負っておらず、交代で中東等へ派遣されているため、実際に日本にいる機数は約半数だ。米軍は2004年、横田に残る輸送機10機をグアムに移し、在日米空軍を同島の第13空軍の下にまとめたい意向を示したが、日本側が在日米空軍司令部を残すことを求め、名目上の司令部(約50人)が横田にとどまる見込みだ。 (田岡俊次 軍事ジャーナリスト / 2008年) 出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報 Sponserd by