高等司令官が軍隊に対する指揮・命令を行う居所、陣営。部隊、兵団または艦隊などの組織における指揮機関であり、幕僚機関が付属する。司令官は作戦、動員、経理等をつかさどる上級将校で、統帥および軍政上の権限を有する。
旧日本陸軍では、旅団以上の部隊に置かれたものを司令部と称し、連隊、大隊などのものを本部と称したが実質的な違いはない。司令部内の各部は時代による変遷はあったが、通常は参謀部(幕僚)、副官部、経理部、軍医・獣医部および法務部で構成されていた。各部の活動の統合調整は参謀長が行った。海軍においても艦隊などの大部隊の指揮機関を司令部とよんだが陸軍ほど複雑な機構ではなかった。
[亀野邁夫]
東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新