グアム

共同通信ニュース用語解説 「グアム」の解説

グアム

米国準州。政庁所在地はハガニャ。人口約16万5千人(2018年推定)。面積淡路島とほぼ同じ約549平方キロで、米軍用地が3分の1近くを占める。駐留米兵は約6千人(17年)。米軍の戦略上の要衝で、北部にはアンダーセン空軍基地、南西部には原子力潜水艦の基地アプラ港がある。主要産業は観光と基地関連産業。17年10月~18年9月の1年間に約153万人が訪れ、日本人はうち約53万人だった。(マニラ共同)

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

百科事典マイペディア 「グアム」の意味・わかりやすい解説

グアム[島]【グアム】

西太平洋,マリアナ諸島南端,同諸島最大の島。米国の軍事基地があり,軍,政府関係者が多い。太平洋横断航空路の中継基地でもある。コプラサトウキビタピオカなどを産する。原住民チャモロ人。1521年マゼラン来航してスペイン領となったが,米西戦争の結果1898年米国領となる。1941年から3年間日本が占領。1960年代からリゾート開発が進み,日本からの観光客が多い。主都アガニャ。住民は米国市民権はもつが米国本土の選挙権はなく,近年自治領への昇格をめざす運動も起こっている。1993年には大規模な地震の被害を受けた。543km2。15万9358人(2010)。
→関連項目沖縄戦米西戦争マリアナ[諸島]ミクロネシア

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

山川 世界史小辞典 改訂新版 「グアム」の解説

グアム
Guam

太平洋西部のマリアナ諸島中の島。1521年世界一周途中のマゼランヨーロッパ人として初めて来航。1668年に正式にスペイン領となり,1898年,アメリカ‐スペイン戦争の結果アメリカ領となる。太平洋戦争中日本軍が占領したが,現在はアメリカ空海軍の重要な基地となっている。近年,観光業が盛んになり,日本などから多くの観光客を集めている。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

デジタル大辞泉プラス 「グアム」の解説

グアム

《Guam》アメリカ海軍の大型巡洋艦。アラスカ級。船体識別番号はCB-2。1943年進水、1944年就役。1947年に退役し、1961年にスクラップとして解体。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android