地乗(読み)じのり

精選版 日本国語大辞典 「地乗」の意味・読み・例文・類語

じ‐のりヂ‥【地乗】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 馬術基礎として、一定方向に、馬の自由に歩行させる自然の乗り方。また、馬をふつうの足並みで歩かせること。地足。地道。一説に、駻馬(かんば)をうまく乗りこなすこと。
    1. [初出の実例]「馬に下乗、地乗、す乗、庭乗と云ふ事有り。〈略〉地乗と云ふは口のわろき馬を乗りなほすを云ふ」(出典:馬道捷径秘伝集‐一)
  3. じまわり(地回)〔渡海新法(1802)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む