地口る(読み)ジグル

デジタル大辞泉 「地口る」の意味・読み・例文・類語

じぐ・る〔ヂぐる〕【地口る】

[動ラ四]《「ぢぐち(地口)」の動詞化》地口を言う。しゃれを言う。
「なんだ味に―・るな」〈洒・北廓雞卵方〉

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精選版 日本国語大辞典 「地口る」の意味・読み・例文・類語

じぐ・るヂぐる【地口】

  1. 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 ( 「じぐち(地口)」の動詞化 ) 地口を言う。しゃれを言う。
    1. [初出の実例]「アア、ぢぐり出してはむつかしひ」(出典:洒落本・一目土堤(1788)一目堤弁呑屋鋪の宴)
    2. 「二人りの禿(がき)はよく柿を喰がきだ、と地(ヂ)ぐりてへ」(出典西洋道中膝栗毛(1870‐76)〈仮名垣魯文〉初)

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