デジタル大辞泉 「地球接近天体」の意味・読み・例文・類語 ちきゅうせっきん‐てんたい〔チキウセツキン‐〕【地球接近天体】 ⇒地球近傍天体 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「地球接近天体」の意味・わかりやすい解説 地球接近天体ちきゅうせっきんてんたいNear Earth Object; NEO 地球に接近し衝突する可能性のある彗星や小惑星。 1991年1月,ごく小さな小惑星が地球から 17万 kmまで接近,94年3月には直径 20kmの小惑星が 16~18万 km,さらに 96年5月には直径 300kmの小惑星が 45万 kmのところを通過した。こうした小惑星や彗星が地球に衝突した場合,地球の全生命は絶滅するといわれ,地球接近天体の探査と対策が議論にのぼるようになった。 94年アメリカ航空宇宙局 NASAが専門委員会を設置したのをはじめ,95年にはハワイのハワイ山頂に観測施設を建設,96年には地球に接近する小惑星の観測網を形成する「スペースガード財団」がイタリアに設置された。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by