地瘤(読み)じこぶ

精選版 日本国語大辞典 「地瘤」の意味・読み・例文・類語

じ‐こぶヂ‥【地瘤】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 高く丘状をなした土地
  3. 山の下をいう。
    1. [初出の実例]「春風もまださむっこき里 爰かしこ地(チ)こぶの雪のきへやらず〈ろっぽうもの目には、てうちんを火事玉子と見、月をほしのおやぢと見て、山をちこぶとなん〉」(出典:俳諧・やつこはいかい(1667))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android