地離れ(読み)ジバナレ

精選版 日本国語大辞典 「地離れ」の意味・読み・例文・類語

じ‐ばなれヂ‥【地放・地離】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 地面からはなれて動くこと。
    1. [初出の実例]「なんぼうつよひかうやくではないか。むっくりむっくりとぢばなれがした」(出典:天理本狂言・膏薬煉(室町末‐近世初))
  3. 地者でなくなること。素人女でなくなること。また、その女。商売女
    1. [初出の実例]「地はなれのした娵むすこ呼気也」(出典:雑俳・川傍柳(1780‐83)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む