地震波の相(読み)じしんはのそう

最新 地学事典 「地震波の相」の解説

じしんはのそう
地震波の相

phase of seismic wave

地震計の記録(地震記象)には波の種類(P波・S波・表面波など)や伝播経路(反射屈折を伴う)を異にするさまざまな波群やパルスが現れる。これらの特徴的な波群やパルスを相(または位相)という。相は波の種類と伝播経路を特徴づける記号で表される。代表的な記号は次の通り。P:縦波,S:横波,K:核の中を通る縦波,I:内核を通る縦波,J:内核を通る横波,p:震源から上向きの縦波,s:震源から上向きの横波,c:外核の表面での反射,i:内核の表面での反射,L:長周期の表面波,LQ:ラブ波,LR:レーリー波,例えば,PcPはP波が核の表面で反射してP波として地表に達した波。ScSはS波が核の表面で反射してS波として地表に達した波。PKPはP波が屈折して核内に入り,外核をP波として伝わり,屈折して再びP波として地表に達した波。PKIKPは内核を通ってきたP波を表す。PKPのことをP′(またはP2′),PKIKPをP″(またはP1′)とも表す。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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