坂手隈城跡(読み)さかてくまじようあと

日本歴史地名大系 「坂手隈城跡」の解説

坂手隈城跡
さかてくまじようあと

[現在地名]中津市相原 坂手隈

周防灘に注ぐ山国やまくに川下流右岸にあり、酒手隈・阪手隈とも記される。観応二年(一三五一)正月日の土井種世軍忠状(成恒文書)に、二一日に諸所の凶徒等が下毛郡に打って出て、高瀬たかせ以下を焼払ったので、酒手隈に馳せ向い、敵を追散らしたとある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

一富士二鷹三茄子

初夢に見るものの中で、縁起のよいとされているものを順に挙げた句。[補説]一に富士山、二に愛鷹あしたか山、三に初茄子の値段と、駿河国で高いものを並べた句ともいわれる。...

一富士二鷹三茄子の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android