坂野川村(読み)さかのがわむら

日本歴史地名大系 「坂野川村」の解説

坂野川村
さかのがわむら

[現在地名]中津村坂野川

けんじよう(五二二メートル)の南西麓、日高川沿いに開ける。東は日高川を挟んで三佐みざ村、南は同じく老星おいぼし村。小名として柳瀬やなせ畑ヵ瀬はたヵせがある(続風土記)。慶長検地高目録には「坂川村」とあり、村高一六五石余、小物成三斗三升六合。延宝六年(一六七八)の「日高鑑」は「坂ノ川村」と記し、田畑一三町六反余で高一六六石余、家数四一で内訳は本役九、半役九、無役二〇、庄屋・年寄各一など、人数一四一、牛九、鉄砲一、池三。幕末には高一七六石余、家数三三、人数一四五(続風土記)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android