均質核形成(読み)きんしつかくけいせい

最新 地学事典 「均質核形成」の解説

きんしつかくけいせい
均質核形成

homogeneous nucleation

過冷却状態となった均質な母相から,析出相構成原子の分布状態のゆらぎによって,母相中に場所を選ばずに均一に結晶核が発生すること。この核形成は理論的にも実験的にも詳しく調べられている(古くはVolm-Weber, 1925)。核発生速度は過冷却度と拡散速度に関係する。この形成過程は,不均質核形成やスピノーダル分解など他の析出過程に比べると,ゆらぎにより生じる析出相の小集団が臨界半径を超えて核が発生するために大きな活性化エネルギーを必要とするので,最も起きにくい析出過程。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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