牧野(読み)ボクヤ

デジタル大辞泉の解説

ぼく‐や【牧野】

家畜の放牧牧草採取のための野原

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大辞林 第三版の解説

ぼくや【牧野】

家畜を放したり、飼料の草などを採取する野原。

まきの【牧野】

姓氏の一。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

牧野
ぼくや

主として家畜の放牧またはその飼料もしくは敷料(家畜小屋に敷く草類)の採取の目的に供される土地をいう。1950年(昭和25)公布の牧野法では、牧野とはこのように定義され、また耕作の目的に供される土地を除くとされ、野草の生育している自然草地のみに限定されている。しかし55年前後から草地農業が急速に発展し、自然草地の利用よりも牧草を導入した改良草地や人工草地、さらに耕地内で栽培される牧草畑のほうが畜産のために利用される土地として重視されるようになった。このことから、従来の牧野という呼称よりは、これらすべてを含むものとして、英語のグラスランドglasslandに対応する草地(そうち)という呼称が一般的となっている。1954年公布の「酪農及び肉用牛生産の振興に関する法律」では、草地は主として家畜の放牧またはその飼料の採取の目的に供される土地であると定義され、耕作される牧草地まで含まれている。[西田恂子]

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精選版 日本国語大辞典の解説

ぼく‐や【牧野】

〘名〙 家畜を放牧したり、牧草を採取したりする野原。
※三代格‐一九・昌泰元年(898)一一月一一日「応禁制河内摂津国両国諸牧々子等妨往還船事 右公私牧野多在河内国交野・茨田・讚良・渋河・若江、摂津国島上・島下・西成等郡河畔之地」 〔詩経‐大雅・大明〕

まきの【牧野】

姓氏の一つ。

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