核形成(読み)かくけいせい(英語表記)nucleation

岩石学辞典 「核形成」の解説

核形成

気体液体固体の中で,小さい種(核)から新しい結晶が成長する結晶作用過程で,結晶核の形成作用および形成速度などが含まれる.飽和溶液または過飽和溶液の中で,溶質(solute)からの結晶核の自発的な形成作用である[Crystal Growth : 1949, Wager : 1959].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

栄養・生化学辞典 「核形成」の解説

核形成

 →核の発生

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android